CPAN.pm初心者メモ

perl

設定方法のメモ

CPAN.pmの対話型shellはperl -MCPAN -e shellで立ち上がります，設定を一度もしていない場合は最初に立ち上げると設定のための質問に答えることになります．

参考にしたのは下記あたり

実はさくらのレンタルサーバでPERL5LIBの設定を環境変数に書いたり，htaccessでapacheに渡そうとしてもCGIで受け取ってくれない．コマンドラインではうまくいってるのだけど．どうしたらいいんだろう．そのうち探ることにしよう．

使い方のメモ

とりあえずhでヘルプです．ヘルプの内容はこんな感じ．



Display Information

 command  argument          description

 a,b,d,m  WORD or /REGEXP/  about authors, bundles, distributions, modules

 i        WORD or /REGEXP/  about any of the above

 r        NONE              report updatable modules

 ls       AUTHOR            about files in the author's directory

    (with WORD being a module, bundle or author name or a distribution

    name of the form AUTHOR/DISTRIBUTION)
Download, Test, Make, Install...

 get      download                     clean    make clean

 make     make (implies get)           look     open subshell in dist directory

 test     make test (implies make)     readme   display these README files

 install  make install (implies test)  perldoc  display POD documentation
Pragmas

 force COMMAND    unconditionally do command

 notest COMMAND   skip testing
Other

 h,?           display this menu       ! perl-code   eval a perl command

 o conf [opt]  set and query options   q             quit the cpan shell

 reload cpan   load CPAN.pm again      reload index  load newer indices

 autobundle    Snapshot                recent        latest CPAN uploads

a(authors; 作者), b(bundles;バンドル), d(distributions;ディストリビューション), m(modules;モジュール)

それぞれ一文字と検索文字列で検索が可能です．この４つとすべてを対象にするiがあります．dだけよくわかっていません．他のはすぐにピンと来るのですが．ちなみに検索文字列に正規表現が使えます．/で囲う必要があります．

r

現在インストールされているモジュールのうち更新されたもののリストを表示します．検索と同じように検索文字列と正規表現が使えます．

ls

引数はAuthorの名前です．そのAuthorのモジュール一覧を表示します．ls miyagawaとかするといかにたくさんのモジュールを宮川さんが書いているかわかります．

install モジュール名

指定したモジュールをインストールしてくれます．つか見ればわかるよね…

perldoc モジュール名

指定したモジュールのPODが読めます．あれ，コレ動いてないなぁ．


Could not run 'which html2text': at (eval 44) line 5205.
とか云われてる．html2textが入ってないってことか．PODをそのまま表示とかはできないのかなぁ．

o conf(設定)

$HOME/.cpan/CPAN/MyConfig.pmの設定をCPAN shell上からも設定できます．"o conf "のあとに項目名のみでその値が見られます．"o conf"だけならすべての設定値を．"o conf 項目名 "のあとに設定値を書けば項目の設定値が仮に変更されます．"o conf commit"で設定ファイルに書き込まれます．

reload cpan(CPAN.pm再読込)

アップデートなどをしたときはこれで再読込してくれます．

q(終了)

CPANのshellを終了します．

参考

他の使い方のメモ

CPAN.pmは普通にperlのスクリプトから使えます．コマンドはすべてメソッドです．マニュアルに書いてあるものをメモとして．

ディスク上の更新されたすべてのモジュールをインストール



perl -MCPAN -e 'CPAN::Shell->install(CPAN::Shell->r)'

便利なbundle

Bundle::CPANは入れたほうがいい気がする．cpan自体の使い勝手が良くなります．Bundle::LWPも基本?

みなさんはどんなモジュールをインストールしてるんだろ．これはてなで質問してみるかなぁ．