レンタルサーバでPlagger #0 CPAN設定

Plaggerを使い始めて1ヶ月.情報収集や処理に非常に活躍してくれています.常時稼働さえしていればいいので家に置いてあるPBG4にインストールして使っています.情報を取得するまではできたんですが,今度は情報を発信するために使ってみようかと思いました.

そこでPlaggerを公開しているサーバに置ければと思っていたのですがサーバがありません.仕事の勉強は勉強なのですが今のところ道楽でしかない(稼げない)し,お金もありません.そこで勉強を兼ねてさくらインターネットレンタルサーバ,スタンダードプランで設置をしてみようと思ったらあっさり動きました.ということで勉強と復習を兼ねて書いてみようかと.

レンタルサーバ

さくらインターネット スタンダードプランを使っているんですが,条件さえ満たせば他のサーバでもできるのではと思います.正確に条件を出せるわけではないのですがこんなことが必要じゃないでしょうか.

  • perl5が使えること
  • シェルログインができること
  • makeが使える
  • cronが使える

やりかたによってはコレが無くてもできると思います.pure perlCPANのライブラリを設置するとか,cronでなくても定期的にプログラムさえ呼び出せれば可能だと思います.ここではさくらインターネット スタンダードプランを使っていることを前提として書いていくことにします.同じプランでもサーバなどの違いにより同じように動かないかも知れません.

まずはCPAN設定

以前設定をしているので現在動いているんですがひとまず移動させてしまってイチから設定してみます.このあたりのサイトを参考にしています.


ログインした直後のディレクトリ,ユーザのHOMEディレクト*1CPANのライブラリをインストールします.都合のいいことにこのディレクトリは公開されていないので外から見えません.perl -MCPAN -e shellで対話型のCPANシェルを起動します.

初回に起動したときのみ設定について聞かれます.それぞれの環境に合わせて答えてください.ほとんどの質問はデフォルトでいけます.

Parameters for the 'perl Makefile.PL' command?
Typical frequently used settings:

PREFIX=~/perl non-root users (please see manual for more hints)

Your choice: []

こんなことを聞かれますが,これがCPANのモジュールなどをインストールするディレクトリになります.表示されているようにnon-rootユーザは PREFIX=~/perlLIB=~/perl/lib INSTALLMAN1DIR=~/perl/man/man1 INSTALLMAN3DIR=~/perl/man/man3 とするほうがいいようですのでそのようにしました.

CPANのミラーの選択は

CPANのミラー選択はthe status of CPAN mirrorsを参考に。オススメは ftp.kddilabs.jp と ftp.cpan.jp と ftp.nara.wide.ad.jp 。

などとあるので参考に.

設定が終わるとcpan shellのプロンプトになります.意外とスムースに終わります.

*1:通常だと /home/YourUseracountName とかじゃないでしょうか.echo $HOMEで確認できます