UMLモデリングのエッセンス第3版(1) UMLの使い方

共通言語のひとつとして学習を始める.いろいろな手法と同じで部分的に使えれば充分に役に立つと考える

スケッチとしてのUML

  • 正確さではなく伝達性が重視される
  • ホワイトボードなどで協力し合って,てきぱきと進める
  1. フォワードエンジニアリング(設計→コード)
    • コードについてメンバと話し合うための,アイデアや選択肢を伝えられる
  2. リバースエンジニアリング(コード→設計)
    • コードの記述を始めるための話題として,システムの特定部分の仕組みを伝えるために使う

設計図面としてのUML

  • 完全性を重視する.設計に関するすべての決定事項が明確になるべき

プログラミング言語としてのUML

  • コードの生成を行う

ダイアグラム

  • 図はダイアグラムと呼ばれる
  • 大きく分けて構造図(クラス図など)と振る舞い図(シーケンス図など)がある

UMLだけでは不十分

  • UMLダイアグラムが使用目的に適さない場合は,非UMLダイアグラムも積極的に使用するべき

UMLのどこから手を付けるか

  • まずはクラス図とシーケンス図の基本形態に集中するといい

UML モデリングのエッセンス 第3版 (Object Oriented SELECTION)

UML モデリングのエッセンス 第3版 (Object Oriented SELECTION)