YAPC::Asia 2011に行ってきました

YAPC::Asiaに参加してきました.6年連続で参加できているのも,そもそも開催してくださる方々がいるからで,JPAをはじめ運営していただいた方々皆さんに感謝です!

去年はPerlを仕事で使っていない関西在住のPerlerでしたが,今年はPerlで仕事をしている関東在住のPerlerとして参加しました.これも毎年YAPCに参加していたことで得た結果です.やりたい仕事をできるようになるYAPC!今年参加できなかったPerlが好きな人・Perlは好きじゃないけど仕事で使ってる人・ぜんぜんPerl使ったことないけどお祭り騒ぎが好きな人も次のYAPCに参加するといいと思います!

細かいレポートはすでにいろいろな方が上げてくださってますし,少しだけセッションの感想など.今年もセッションは運用やjavascriptの話とかの話が多かった気がします.LTに至っては相変わらずPerl関係ないの多いし.詳しいレポートはhttp://gihyo.jp/news/report/01/yapcasia2011/0000 がオススメです

Perl 5.16 and beyond / Jesse Vincent

YAPC::Europe 2011での話を日本でもということで個人スポンサー費用を使って招待されました.今後のPerl5のビジョンについてが主な内容でした

Carton: CPAN dependencies manager / miyagawa

bundler inspireの依存関係の処理システム.依存モジュールの抽出インストールや,他の環境での依存の再現などを行う.デモを見た限りもう十分使えそう/使いたい.Perlでは標準になっていくと思います

Rubyist のための Perl ウェブアプリケーション開発入門 / Kensuke Nagae

刺身さんによるrubyperlの開発環境の対応の解説など.RubyPerlの似たような問題には似たような解がある

個人的には,これはいつもお互いにお互いのいいところを取り入れてきた結果で状況に応じて必要な言語が選択できるよい状況だと思います.また,こういう環境の違い(あるいは対応)は意外と説明されていないのでこういう資料があると他言語に使ってもらうことができるのでは,と思いました

他言語から見たPerlのテスト / Masaki Nakagawa

ikasama_aのテストの話.刺身さんのトークと同じく主にPerlRubyのテストの比較対応など.資料が詳しいです.発表では対応の話があったのですが,ここではPerlでの環境を主に.他言語のテストからもっと取り入れる必要があるし,自分ももっと勉強をするべきだと思いました

テストの分類
  1. Perspective テストの視点。誰がテストするのか
  2. Target 何をテストするのか 単体テスト結合テスト
  3. How どうやってテストするのか blackbox, whitebox
  4. What 何のためにテストするのか 機能テスト・非機能テスト
Testing Frameworkが何を支援してくれるか
  1. 書くとき
    • Test::More etc... helperもたくさんある
  2. うまく動かす仕組み
    • prove
  3. レポーティング,およびその拡張
    • TAP(TAP::Formatter)
    • 他のテスト出力への変換もできる
テストの環境

MockとStabをカバーするモジュールを作成→ https://metacpan.org/module/Test::Double

Perlのテストの弱点
  • Expectation(期待する動作や動作結果)とVerification(仕様を満たしているか検証する?)
  • browser integration
  • ネーミング stabのモジュールにmockってついてたり→Test::Mock::Guardとか

テストは他の言語から盗める部分がまだたくさんある!

Apporoで類似文字列検索 / overlast

こういうことは必ずやるべきだと思った.確立していて効果が高いと思います

  • 類似文字列検索
  • 使わないで結果0件はありえない!!→それはバグと云っていい

ここまで1日目.続きはまた***あとで書く***