UMLモデリングのエッセンス第3版(2) 開発プロセス

開発プロセスは別にumlとか関係ないと思えるが,モデリング技術はプロセスにどのように適合するかを理解する必要がある

  • どういうプロセスを使うかはともかくとしてするべきこと
  • ふりかえり大事
    • KPTとか
    • 「私がもっとも腹立たしいのは,組織が経験から何も学ばず,何度も大きい過ちを繰り返すこと」
  • パターン
    • パターンは言語やモデリングの基礎を理解した次の段階なので重要
  • UMLのプロセスへの適合
    • 要求分析
    • 設計
      • スケッチは最初の思案として使われる.コーディング中に正しくないと分かれば設計を変更することができる
      • UMLで設計をスケッチすることは有効だけど,それを完全なものとして扱うことはできない
    • 文書化
      • 文書の補助として役立つ
      • 詳細な文書はコードから生成されるべき

UML モデリングのエッセンス 第3版 (Object Oriented SELECTION)

UML モデリングのエッセンス 第3版 (Object Oriented SELECTION)

UMLモデリングのエッセンス第3版(1) UMLの使い方

共通言語のひとつとして学習を始める.いろいろな手法と同じで部分的に使えれば充分に役に立つと考える

スケッチとしてのUML

  • 正確さではなく伝達性が重視される
  • ホワイトボードなどで協力し合って,てきぱきと進める
  1. フォワードエンジニアリング(設計→コード)
    • コードについてメンバと話し合うための,アイデアや選択肢を伝えられる
  2. リバースエンジニアリング(コード→設計)
    • コードの記述を始めるための話題として,システムの特定部分の仕組みを伝えるために使う

設計図面としてのUML

  • 完全性を重視する.設計に関するすべての決定事項が明確になるべき

プログラミング言語としてのUML

  • コードの生成を行う

ダイアグラム

  • 図はダイアグラムと呼ばれる
  • 大きく分けて構造図(クラス図など)と振る舞い図(シーケンス図など)がある

UMLだけでは不十分

  • UMLダイアグラムが使用目的に適さない場合は,非UMLダイアグラムも積極的に使用するべき

UMLのどこから手を付けるか

  • まずはクラス図とシーケンス図の基本形態に集中するといい

UML モデリングのエッセンス 第3版 (Object Oriented SELECTION)

UML モデリングのエッセンス 第3版 (Object Oriented SELECTION)

[book]ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック 読了

ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック (THEORY/IN/PRACTICE)

ウェブオペレーション ―サイト運用管理の実践テクニック (THEORY/IN/PRACTICE)

ひとりでひるめしを食べるときだけ読んでいたので1ヶ月ぐらいかかった.運用を意識せずに開発するというのはありえない,肝に銘じておく.また16章アジャイルインフラストラクチャの内容は、気をつけておきたい.運用に限らず関係者とのやりかたと乖離は歪みを産む

最近の本

電撃とか.電撃4コマではこのちいさいお姉さんと放課後プレイだけ買ってる

森博嗣はあまり出ないと思って油断していた.ちなみに引越するときに単行本と新書はすべて実家に置いてきた

ヴォイド・シェイパ

ヴォイド・シェイパ

喜嶋先生の静かな世界 (100周年書き下ろし)

喜嶋先生の静かな世界 (100周年書き下ろし)

自分探しと楽しさについて (集英社新書)

自分探しと楽しさについて (集英社新書)

mixiに入社しました

上長に書いてもokといわれたので.最初に聞けよって感じですが

というわけで,4/1付けで株式会社ミクシィに入社しました

前職をやめると発言してからいくつかの会社に声を掛けていただいてありがとうございました.その上で不安になって他のいくつかの会社も受けさせてもらって,迷惑を掛けてしまったような気がしますが.いろいろな会社で話を聞けたのは大変参考になりました.時間を割いていただいたことに感謝しています

今回はなにより「Perlで仕事をする」というのを最大の目的にしていました.Perlのコミュニティに参加しているのにもかかわらず,いままでPerlをメインの言語として仕事ができないのを歯がゆく思っていました.あとこのタイミングを逃すと(子供の学年的に)移動がきびしいと云うこともありました.ようやく何年か越しの目的が達成できてほっとしています

2006年からKansai.pmに参加させていただいて,去年のYAPC::AsiaではKansai.pmのメンバとしてディスカッションに参加させていただくなど大変お世話になりました.こちらに来てもKansai.pmのミーティングにも参加したいです.あとせっかく地方で活動していて,いろいろなpmの方々と知り合えたりもして,そのつながりでなにかできることがないか考えていきたいです

関西在住という属性を取り除くと単なるPerl好きなおっさんですが,Perlで仕事をできる喜びをかみしめつつ,一日も早く役に立てるようがんばります