コンテンツを産み出す技術

技術が重要なのではなく,実際の中身であるコンテンツが重要なのだと個人的に思っています.あくまで技術はそれを助けるための手段であると.実際この認識は間違っていないと思っています.

しかしコンテンツの重要性に傾倒するあまりに技術自体を疎かにしていたのではないかと思うことがあります.確かにコンテンツが重要なのですがそのコンテンツを産み出すことを誘発する技術があるということが認識しました.なに当たり前のこと云ってるのかと思うでしょうが.メールは人から手紙を書く機会を奪ったかもしれませんが,メールは手紙ではないけれど文章を誰かに送る人の数は以前に比べて比べものにならないぐらい増えたでしょう.そして,いま云われているWeb2.0というのもそういう技術を広めるための存在になっていくのではと思います.

ハギワラはコンテンツを産み出す人間ではなく,技術を持っているわけでもありません.それはそれで構わないと思っています.あえて目指すのはコンテンツを産み出す人間と技術を持つ人間の橋渡しをできるようになればと思うのです。

ある人の一言で「広く浅くも極めればそれなりのものだ」と思うことになってから5年以上の月日が経ちました.何かに偏ることなくニュートラルな視点でいろいろなことを見ることにますます進んでいければと思います.時には深く立ち入ってみるというのもニュートラルのうちかもしれませんがね.