時間泥棒

締切を遅れても連絡をしない人間は、大馬鹿者よりもさらに悪い。人間のクズだと思われてもしかたがない。犯罪者に限りなく近い、と認識すべきである。

たいていの場合,連絡しないことで人の時間を奪うという犯罪も犯していると思う.遅れることがわかっていれば何かしら対処ができるものだ.たとえば待ち合わせの時間に遅れそうである場合,いつなら確実に到着できるか正確に伝えることができれば待たされる人はその時間を無駄にしないで済む.

 ある人間に依頼をして、どうもその人が遅れそうだ、となれば、ほかの手を打つのが有能な依頼者だろう。締切を過ぎれば、すぐに切換えをして、ほかの手配をする。それがビジネスだ。

云うまでもないけどその設定している締切というのは,安全を見込んで取り返せる範囲で設定している必要がある.進捗とスケジュールを正確に把握して危険であるポイントを超えた場合に平行して別のラインを走らせるとか,期限をそもそも延ばす検討を始める必要がある.

そもそもを云うと遅れる可能性のある人を組み込まないというのも検討しておくべきではないだろうか.有能ではあるけれど時間が守れない人は,他に活用できる場所やステージがあるような気がする(ハッカーと画家読了 - LAPISLAZULI HILL#Hatenaでも書いた).「時間を守れないけど優秀だから外せない.仕方ない」「優秀だけど時間が守れないので外す」とする前に適材適所というのを考えるべきだ.正しい位置に人を配置することが人というリソースを活用する上で重視したい.それを見極められるようになるというのがビジネスにおいて必要だと思う.

詰め碁のようにビジネスをしたい.自分を磨く必要がある.