「仕事をする母親のため」の次は「子育てをする父親のため」に

サイトの体質改善の第一歩.偉そうなこといえる人間でもないんですが.子どもが大きくなってきていろいろ感じることがあります.そういうのを父親側からの目として何か書けたらいいなと思ってます.

そもそもこの世の中「母親」が大変なんですよね.家事も子育ても収入の一部すら担う必要がある.昔は親や親戚と同居もしくは近隣に住むというのが多かったので必ずしもすべてをひとりでやっていたわけではありません.それにもかかわらず現在「父親」が家事・子育てを手伝わないことが多すぎるのです.明らかに仕事が多いですね.全部自分でやってみれば判ります.まぁこういうことはいろんなところで語られているでしょうからハギワラが云う必要もないのですがいまだに勘違いしている「父親」もしくは「夫」多いですね.まぁ自分がどこまでできているのかは判断できません…まだまだと云われるでしょう.ですが今後家事・子育てができない父親は失格という時代が来ることでしょう.またそれを望みます.

いままでは小さな子どもを持つ人の外出の助けになる部分というのは比較的整備されてきました(もちろんまだまだ足りないと思います.設置してあればいいという考えのところも多いですし).そして現在働く母親のための基盤を整備しようとしているわけです.これはまだまだどのようにやっていくかの検討段階だと思いますしなんとか望むものを満足できるものを作り出してもらいたいものです.その次にはなにが来るのでしょうか?ハギワラは子育てをする父親のためにいろいろ整備していく時代が来る必要があると思います.

現在「子育てをする父親」に決して優しいとはいえません.配偶者出産休暇も現状2−3日大手企業が増やして5日.育休に関しては制度はあるにせよ実際に制度を使うのは難しい状況です.現状給与が抑えられている状況でだれが取れるのでしょうか?戻ってきたときの仕事の保証もないのに.家族のために取った休暇で家族が苦しむことになるのです.これは社会基盤の整備の話です.徐々に向上していくしかないでしょう.

ハギワラが現実に直面するのはそういう話だけではありません.現在幼い子供を持つ親の外出時に整備されている設備というのはほとんどの場合「母親」のためのものということです.女性用トイレにしかベビーシートがないことが多いです.わたしと娘だけで出かけることは少ないので困ることは少ない(そもそも設備がないことで困ることの方が多い)のですが分担が厳しいという問題が設備上の問題でおこることが多いのです.男性の育児参加が進むにつれてこの問題はさらに感じることが増えるでしょう.スペース上の問題はあるのでしょうがトイレにベッドを設置するのではなくベビー休憩室を別に設けるとかもして欲しいものです.わたしが知らないだけでこういうのも云われているのでしょうね…

あともうひとつ.非常に混んでるベビー休憩室などで何もせずに突っ立ってる父親は他の邪魔にならないところに出て行きなさい(笑)子どもに対してできることがないのなら・母親だけでできるのであればあなたはその場所にいる必要はありません.それがイヤなら母親の代わりに全部やりなさい.はっきり云って邪魔です.育児参加といってもいっしょにいれば参加って云うわけではないのですよ.うまくそれぞれの負担にならないように分担するというのが大切だと思います.