特化と汎用

世の中には特化と汎用がある.もっとも万能というものも存在するが基本的な生活では排除できるサンプル数だと思う.人は万能を夢見て・まず専用を作り出し・大いに能力の劣る汎用を作り出し・結局特化を作る.いまPCというのは汎用であることが多い.音楽が聴けて映像を録画できて文章を書くことができる.だがいずれ大部分は専用機などに取って代わられるだろう.キーボードやマウスなどのインタフェイスですら今後画期的な代替品が出てくるはずだ.たぶん最後に残るのはそれら特化されたものを統合的にコントロールする機能だと思う.

ハギワラはいま汎用である.いま自分が持っている能力はいずれ誰でも扱えるものに成り下がり陳腐化するだろう.かといって何かしらを特化できるかといえばいまそれをする気がない.では何を目指しているかというと汎用性の向上である.汎用性を持っていることで特化されたものをコントロールできるようにするのだ.どこまでできるかはわからない.コントロールに特化した人間には負けるだろう.それでも浅く広くを目指すことにしよう.