今年も運良くYAPC::Asiaに参加することができました.子持ちとしては10月の週末にかぶる開催に両日とも参加できたのは奇跡に近いです.ほんとうに偶然にこの週だけが空いていました.さらに遠距離での参加なので何かイベントにかぶっていたら参加できなかったでしょう
でも,土曜日に開催できたことで,土曜日だけでも新しくいってみようと思った人はいたのかな?そうであればすばらしいことです.土曜日だけのチケットがどれぐらい売れたのかも知りたいです
今年特に印象に残ったセッションは,2日目昼Jesse Vincentさんの「Perl 5 is Alive!」でしょうか.別に"Perl厨乙"というような内容ではなく,特定の"カボチャ大王"に依存し,停滞していたPerlのリリースをどのように属人化を捨て,さらにサイクルを上げてリリースできるようになっていったかというすばらしい内容でした.こういう改善ができるPerl communityはやはり死なない,これからもPerlを使い続けていこうと思える内容でした.他のあらゆる開発において参考になるよい事例ではないかと思います
nekokakさんの「省サーバ運用」もとてもよかったです.ちまたに溢れる大規模運用っていうのは非常にわくわくして,参考になることも多いですがYAPCに参加している人たちはそれだけではないはず,というかぶっちゃけ開発者のうちほんの一部だけだよね?もっと小さな開発をしている人も多いわけでそういう人たちもキャッチアップできるよいお話でした.少ないサーバでやりくりや工夫をすることでモダンな技術を使って少ないサーバで安定した運用もできるんだというのは大変ためになる話でした
今年もnewbieなひとたちの話がいろいろありました.まぁだれが初めて話したのかよく分からないんですが.New!マークとかつけてもらいたいです.その中でもえっ話したことなかったっけ?というのはペパボの金子さんの「30days Albumの裏側 後日談」でした.概要と障害などの解説,解決する上での問題点やその解決方法などが整理されて説明されていたのがわかりやすかったです.いつものブログの記事のわかりやすさがそのままセッションに出ていたような気がします
その他いろいろなセッションがあったのですが,3会場で行われていたこともあって全部聞くこともできませんでしたし,聞いた中でもとてもおもしろいセッションばかりでした
ことしもYAPCを参加できたことを喜ぶとともに,JPAやYAPCのスタッフ・ボランティアのみさん,スピーカのみなさんに感謝の意を.また前夜祭を開催してくれたyusukebeさん,後夜祭の幹事をしてくれたKanさんにも感謝しつつ,来年のYAPCで逢えることを楽しみにしています
来年はPerlで開発をやってる状態で参加したいです!