絢爛舞踏祭

freeplay@blog: 絢爛舞踏祭

それほど印象が薄いゲームを何故? と思われるかもしれないが、これが「ガンパレ」の後継ゲームだと聞いたら、それは興味を惹かれても仕方ないだろう。

絢爛舞踏祭 特典 ブックレット付き
ガンパレの続編「絢爛舞踏祭」です.

前作であるガンパレはほとんどヨメがやっていたのを見ていました.この手のゲームのハギワラにとっての問題点は時間が足りないということでしょうか.1周だけさらっとやって済ませられるのならいいのですがヤリコミ形だけあってそうもいきません.もともとこういうモノにはのめり込む性質なんですが現状FF11などもあってできないことはわかっています.換わりと言ってはなんですが攻略本や設定集を読み込んでその世界観などを満喫しています.

ガンパレは非常に良くできたゲームでした.コンピュータにおけるシミュレーションの究極形を目指した意欲作でした.ただ惜しむらくはPSではマシンスペックがまったくと言っていいほど足りなかったことです.PSというマシンスペックのすべてを引き出してなおということです.このゲームのシリーズは今後もそのプラットホームのスペックのすべてが見えるという作品になるでしょう.

このゲームに関してはほかにも出逢いだったり,認識したりといったことがありました.

その出逢いが電撃との出逢いです.そのころはゲーム雑誌は一切読んでいませんでしたのでイロモノ系のゲーム雑誌という認識ぐらいしかありませんでした.それがこのゲームの攻略本「電撃ガンパレードマーチ」は本来発売される予定の無いモノでした.その当時ガンパレ人気はそれほどでもなくその攻略本もまた売れる見込みがないとされていたようでした.それをこのゲームにはまっていた編集部のひとたちが持ち出しでもいいから作りたいと通販限定で作成されたものでした.この話を聞いたとき「この人たちはなんてゲームを愛しているのだろう」と思ったものでした.そしてその後FF11電撃の旅団としての活動に再開し,雑誌も買い始めているのでした.電撃の旅団もFF11というゲームへの愛で満ちあふれています.

そして認識に関してはAlfa Systemについてでした.リンダ3俺屍などの枡田省治氏作品でその名前は認識していたのですが良い仕事をするメーカーという認識だけでした.その後アルファシステム・サーガという本を手に入れたのですがそれは衝撃の連続でした.事細かなガンパレの世界(第5世界)・絢爛舞踏会・式神の城の世界(第6世界)を含む世界の謎の設定なども興味深く読みました.それ以上に衝撃だったのがアルファシステムという会社についてです.詳しくは本を読むのがいいかと思いますが,PCエンジンとの関わりとか作ってきたゲームなどをみるとハギワラのゲームの歴史と大部分がリンクしています.これからもアルファシステムは目の離せない会社であり続けるでしょう.

戦国BASARAの発売を前にやらないにしても手に入れた方がいいかも,と思った次第でした.